帯状疱疹後神経痛の症例

Aさん 男性 50代

 

初診日 平成30年6月

 

現病歴

11か月前、右後頭部から右肩上部、右前頸部にかけて帯状疱疹を発症、その後帯状疱疹後神経痛に移行服用(リリカ錠)するも症状は不変。疼痛の感覚は、ヒリヒリした感じが常にあり、冷房の風が頚に当たると特にヒリヒリした感じが強くなる。触ると皮を被ったような違和感がある。発症して一年近くにもなりこのまま治らないのではないかと不安がある。

所見

赤い部分が疼痛部位

赤い部分が疼痛部位

赤い部分が疼痛部位

赤い部分が疼痛部位


施術方針

神経損傷部位の血流を改善し疼痛を緩和する。

患者には、1~2回で痛みが軽くなるようであれば症状の改善が見込める可能性があることを伝えた。

施術内容

鍼  :セイリン社製ディスポ鍼サイズ0.12×30mm 刺入深度2mm 置鍼時間 15分

灸  :台座灸 

接触鍼:ローラー鍼 

微弱電流治療器

施術図

接触鍼微弱電流治療

施術図

接触鍼微弱電流治療


施術経過

初回治療後、一週間後受診時には、施術後は痛みがなくなったが、時間の経過とともに、痛みは多少戻ったが痛みを感じる範囲が右後頭部に狭まってきた。

第二回目施術後、自覚的な痛みは感じなくなった、頚を触ってみたが皮を被ったような違和感が無くなっている。

その後、来院はない。

 

考察

帯状疱疹後神経痛による神経の変性があっても、血流の循環を促すことで疼痛が緩和する可能性がことが考えられる。