梅雨と湿気と体調不良

 梅雨に入り、湿度が上がって気圧のバランスが崩れ気味の日が続くと、頭や肩、腰や膝の痛みを感じる方、身体が重くて気持ちも重くため息がでる方が多くなっているようです。当院にもこのような症状を訴える方が今月に入り増加しています。

 身体の水分の代謝が落ちているのでしょうか?鍼灸をすると汗びっしょり掻いています。汗が出たため水分の代謝のバランスが回復したのか「すっきりしました」と言って頂くことが多いのです。なので、梅雨時の症状には水分の代謝が上手くできていないところが、症状を引き起こす一つの要因になっているのではないか?と考えて温灸を重点的に行い身体を温め代謝を促します。

 梅雨の湿気は、身体の痛みや、気持ちの落ち込みなども引き起こすようです。余分な水分の排出を促すと症状の改善にもつながるようです。

お灸用具のあれこれ

この、症例はあくまでも、当院の臨床経験に基づくものです。同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。針灸の一般的な効果を意味する部分とは、異なる箇所もあります。