肘の痛みは、肘の外くるぶしを中心にした痛み（テニス肘と呼ばれる外側上顆炎のこと）と内くるぶしを中心にした痛み（野球肘、ゴルフ肘と呼ばれる内側上顆炎のこと）に分けられます。また、変形性の関節症やリウマチによる痛みは、痛みの部位が不定です。
針灸治療は、正規のツボではないが、痛いところをツボ（阿是穴といいます。）として加え、そのほかに、手の三里、曲池、合谷、少海、尺沢、手の五里などのツボを症状によって組み合わせて治療しています。また、肘に負担をかけていると考えられる体幹のツボにも治療して局所と全体を整えていきます。
特に、痛みがあるところに針をすると、針の消炎鎮痛作用が働き痛みが軽くなる効果があります。また、筋肉や腱の動きも滑らかになります。治療後は、置き針をして終了です。
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