花粉症と置き針

今年も、花粉症が猛威を振るっています。当院に定期的に来ている患者さまからも、「鼻水」「くしゃみ」「目のかゆみ」などの花粉症の症状を訴えられるケースが増えてきています。

 

当院では、患者さまの基本的な全身治療に花粉症の治療も加えて対応しています。当院では、鼻や目の花粉症に関連するお顔のツボにパイオネックス・ゼロ(置き針)を張り付けます。

 

お顔のツボに直接、針は刺していません。花粉症などの、炎症性の疾患部に直接針をすると内出血の恐れがあるからです。パイオネックス・ゼロを顔に貼った状態で、全身の治療をします。

 

治療後、パイオネックス・ゼロを剥がしますが、患者さんの希望があれば、そのまま、お顔につけてお帰りいただいています。効果的には、顔に張り付けて、15分位で、鼻や目の花粉症の症状は、おさまる場合が多いようです。これは、パイオネックスだけの効果ではなく、全身の治療が、花粉症で過敏になっている、自律神経の緊張を緩和させた効果も加わったからではないかと考えられます。

 

花粉症は、炎症性の疾患なので、体力を奪い疲れを感じやすくなります。花粉症や花粉症でお疲れでお困りであれば、針灸治療を、試していただく良い機会になると思います。

パイオネックス


パイオネックス・ゼロ

お顔のツボ


この、症例はあくまでも、当院の臨床経験に基づくものです。同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。針灸の一般的な効果を意味する部分とは、異なる箇所もあります。