JRCは、正式には、「関節可動回復矯正法」といいます。
当院では、鍼灸施術と組み合わせています。
関節が滑らかに動くのは、関節に適度なあそび(ゆるみ)があるからで,関節のあそびは関節内の内圧により保たれていると考えられています。内圧が減少するとあそび(ゆるみ)がなくなり、「痛みや・しびれ・自律神経の症状」が引き起こされると考えられています。
JRCは、関節面に面圧(圧力)を加えて関節のあそび(ゆるみ)を作り関節の滑らかの動きを回復することにより、症状の改善を促す手技です。
JRCは、関節の動きを回復すること(可動性の回復)を目的としています。動きが回復すると地球の重力により、関節のあるべき正常な位置にもどると考えています。
仙腸関節の機能回復
仙腸関節を中心に矯正をして、からだの機能の回復を目的にした矯正法です。 (現代人は、ディスクワークが多く一日の歩数も少ない傾向にあり、運動量の減少による仙腸関節の機能的柔軟性が低下して、「痛み・しびれ・自律神経のみだれ」を引きおこす原因になっているのではないかと考えられています。)
痛みしびれ自律神経症状
仙腸関節の動きを回復することで神経機能の活性化が促され、痛み、しびれ、自律神経の症状に効果が期待できます。
ソフトな矯正力
100~200gの力(面圧)を関節面にかけて矯正します。よく患者さまより「これで効いてるの?」と聞かれます。そのくらい「ソフトな刺激」ですので初めての方、高齢の方やお子様も安心して受けられます。
動きの悪い関節に、8秒位、施術者の手で力(面圧)をかけて関節の動きを回復し症状を改善を促します。(ボキボキ、バキバキはしません)
肩こり
腰痛
頭痛
膝の痛み
神経痛
五十肩
腱鞘炎
肘の痛み
足の痛み
・写真は、膝関節にJRC施術しているところです。膝の関節面へ軽い圧力をかけています。その状態から、膝関節の可動範囲で2~3回曲げ伸ばしをします(仙腸関節の矯正は、先に施術します)。この手技は、立ち上がり、歩くときに膝が痛い症状に使います。