テニスは、体幹や下半身の柔軟性を引き出すように置き針を貼り、肘に懸かる負担を減らし、テニス肘(外顆炎)にならないように予防しています。置き針は、テニスをする前に貼っていただくと、痛みや疲れの予防に効果的です。
当院の肘の痛みの症例もご参照ください。
身体にあるツボの場所ですが、以下のツボの3つの特徴を参考に皮ふに触れながら探します。
皮ふの凹んでいるところ
押して痛気持ち良いところ
筋の割れめ
当院では、直接、患者さまの皮ふを施術者の指で触れながらこり(ツボ)を探ったり、頚肩や体幹を動かしていただき、動きの片寄りを起こしているこり(ツボ)を探って置き針をしています。また、置き針を貼った後、こり感や首肩や体幹の動きの変化を確認して置き針の場所を調整し、より効果を実感していただけるようにしています。
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雲門…肩の動きや肩甲骨の動きが滑らかになります。
手三里・曲池・少海…肘にかかる負担を軽くします。腱鞘炎の予防に。
足三里…制動性が高まり、体の切り替えしが楽になります。
テニスは、体幹や腰の柔軟性があると、肘の負担も少なくて済みます。腰や背中に貼るのも効果的です。
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天髎…肩の動きが滑らかになります。
膏肓・肝兪…肩甲骨の動き、筋肉の緊張をほぐす効果を期待して貼ります。
大腸愈…腰の踏ん張りがアップします。
承山…ふくろはぎの疲れ予防に。背中の緊張緩和。
テニスは、体幹や腰の柔軟性があると、肘の負担も少なくて済みます。腰や背中に貼るのも効果的です。
この、症例はあくまでも、当院の臨床経験に基づくものです。同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。針灸の一般的な効果を意味する部分とは、異なる箇所もあります。
当院の肘の痛み症例もご参照ください。