ひざの痛み

膝の痛みの原因は、加齢によるもの、外傷によるもの、リウマチなどの免疫疾患によるものがあります。膝関節の軟骨や靭帯の状態により痛みの強さ、運動制限の程度が異なります。膝関節は、常に荷重がかかる関節なので傷めるとなかなか治りにくい箇所です。当院では家庭でできる体操なども指導して対応しています。


痛みを感じるところ

来院患者さまは、このような場所に痛みを感じるようです。

膝の痛み

治療について

膝の痛みに対して、針灸とJRCを組み合わせた治療で症状改善を促します。

膝の治療は、他の運動器疾患に比べて治りにくい部位に当たります。(構造上膝関節の筋肉量や血管が少ないため)治療の効果は、薄皮をはぐような感じであらわれることが多いです。

治療について

針で・・・

針には、鎮痛作用があり、膝の痛い場所や反応があるツボに針をして、痛みの緩和をうながします。

 

体幹の針灸で・・・

膝関節の動きを妨げている体幹の動きの悪い筋肉に針灸をします。体幹の筋肉の動きを回復させて膝の痛みの緩和をうながします。

 

JRC・・・

膝関節や仙腸関節などの関節の動きを回復させて、痛みを緩和させます。

 

テーピング・・・

必要であれば、キネシオテープで膝をサポートします。

 

体操指導・・・

膝まわりの筋力低下が、痛みの土壌を作っているようであれば、膝まわりの筋力をつける体操を指導します。

症例 70代 女性 右ひざの痛み

 *症例は、患者さん個人が特定されないよう、内容に変更を加えております。

症状   

8年位前より発症した。原因はわからないとのこと。歩き始めや立ち上がり時に、右膝内側が痛いとのこと。動き始めが痛いので困っている。痛みがあるせいか、動きもおそるおそるになり、日常生活にも支障がありこまっている。近所の整形外科では、ヒアルロン酸の注射を打っていたがあまり変化がなかった。医者には、「加齢による軟骨の磨り減りが原因です。」といわれた。最近、膝をかばっているせいか、背中や腰もはりを感じる。

 

治療

膝には、熱感はなかったので特にアイシングすることはありませんでした。

針灸(セイリンディスポ寸3-02、置鍼各5分、刺鍼深度3mm)

仰臥位)中脘、天枢、関元、右環跳、右陽陵泉、右足三里、右内膝眼、右血海、右曲泉、三陰交、温灸器(右膝~内転筋~前脛骨筋)

腹臥位)肩中兪、膏肓、肝兪、大腸兪、委中、承山、温灸器(背腰部~下肢)

 

JRC

膝関節、仙腸関節、股関節、腸骨筋を緩める

 

経過

治療後、膝の痛みは消失したとのこと。背中腰も楽になったとのこと日常生活の質が低下しないように自宅でできる筋トレ指導して1か月に2回の定期的な治療をしています。 

 

 

 

膝の痛みの治療例
針
温灸器
JRC

この、症例はあくまでも、当院の臨床経験に基づくものです。同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。針灸の一般的な効果を意味する部分とは、異なる箇所もあります。