腰部脊柱管狭窄症と針灸治療

腰部脊柱管狭窄症は、脊髄を包んでいる脊柱管が狭まることで、脊髄が圧迫され、歩行時に足が(膝から下が多い)痛くなります。歩行距離も重度だと2~3分の歩行で痛くなってくるようです。

 

中腰姿勢で少し休むと脊柱管の圧迫が緩和するため歩けるようになりますが日常生活には多大な支障を生じます。

 

病院では、服用で経過を観察し症状が増悪するようであれば手術をすすめられることが多いようです。当院でも、脊柱管狭窄症の疑いがある場合、優先して医療機関の受診を指導しています(尿が出なくなったりすることもある)。

 

腰部脊柱管狭窄症は、腰部の血流を促し筋肉の緊張を緩和することで痛みが軽くなり長く歩けるようになる方もいらっしゃいます。(すべてではありません)

 

当院では、3~4回の治療で症状が軽減してくるようであれば鍼灸が適応ではないかと判断しています。腰部脊柱管狭窄症で、鍼灸治療を考えている方があればお気軽にご相談ください。

 

 

 

腰部脊柱管狭窄症の狭窄範囲(L3~L5)に多くみられます。
腰部脊柱管狭窄発の狭窄範囲(L3~L5)に多くみられます。

腰部脊柱管狭窄症の治療ポイント

治療ポイント
腰部脊柱管狭窄症の治療ポイント例

赤丸の部分を中心(足にも)に、針・灸(台座灸)・MCR(微弱電流治療)を行います。

針
お灸
お灸(台座灸)
微弱電流治療器
微弱電流治療器